「チャシ」はアイヌ語で「柵囲い」を意味し、砦、祭祀の場、見張り場など多目的な用途で使われていたとされます。
北海道内でチャシ跡は500ヶ所ほど確認されており、根室市内には32ヶ所のチャシ跡が残り、うち24ヶ所は「根室半島チャシ跡群」として国指定史跡に指定されています。また、平成19年には日本城郭協会が定める日本100名城のひとつ(お城番号1番)として選定されました。
根室市内のチャシ跡が築かれた正確な年代は不明ですが16~18世紀頃とされています。
根室市内のチャシ跡は、海を臨む崖上に、半円形や方形の濠を巡らせた「面崖式」(めんがいしき)のチャシ跡が多く、濠を組み合わせた大規模なものが多いことで知られています。
現在、見学先として整備されているのはノツカマフ1号・2号チャシ跡とヲンネモトチャシ跡の2ヶ所です。
【ご注意ください】
「ヲンネモトチャシ跡」を見学のみなさまへ
「ヲンネモトチャシ跡」見学の際は、必ず指定の駐車場に駐車をお願いいたします。
ツアーバスの停車位置につきましては、下記の「団体様用」注意事項をお読みになりご対応ください。
漁港内や私有地、作業場に立ち入らないよう、マナーを守って見学していただきますようお願い申し上げます。
●国指定史跡 日本100名城 根室半島チャシ跡群 空撮図鑑
●市民有志の方が制作!ヲンネモトチャシ跡空撮動画
期間限定でチャシ女子の痛車が登場しました→
制作:(有)サインスタジオたかはし 様
●日本100名城「根室半島チャシ跡群」スタンプ設置場所
☆根室市歴史と自然の資料館
館内には貴重な遺跡の出土品をはじめチャシ跡に関する資料、ジオラマが展示されており根室半島チャシ跡群へ訪れる前の事前学習に最適な場所です。
他にも、旧樺太で日本とロシアの境界に置かれていた国境標石や、ラッコ、エトピリカ、オオワシなどの野生動物の剥製が展示されているなど見どころ満載!
住所:根室市花咲港209番地 (根室駅から車で約15分)
TEL・FAX (0153)25-3661
開館時間 9:30~16:30
入館無料
休館日:月曜日、祝日 12月29日~1月3日
☆根室市観光インフォメーションセンター
根室駅横にあるスタンプ設置場所。
センター内には観光案内窓口、バス会社窓口、売店「光風」が併設されています。
観光案内窓口周辺に100名城スタンプ、「根室半島チャシ跡群到達記念ポストカード」を設置しております。
※ポストカードは無くなり次第終了となりますのであらかじめご了承願います。
また、レンタサイクルサービス(有料)がございます。
・根室駅から自転車で片道の移動時間/距離の目安
ノツカマフチャシ跡まで 約45分(11.2㎞)
ヲンネモトチャシ跡まで 約1時間30分(21.5km)
住所:根室市光和町2丁目10番地(根室駅から徒歩1分)
TEL (0153)24-3104
FAX (0153)24-7811
開館時間 9:00~17:00
(6月~9月)8:00~17:00
休館日:12月31日~1月5日
休館日:12月31日~1月5日
☆根室市北方領土資料館
本土最東端、納沙布岬にある施設です。
こちらでは「戦前の北方領土の生活」にスポットを当て、島での「衣・食・住」を中心とした資料を展示しています。
こちらからヲンネモトチャシ跡まで徒歩で片道約40分(2.7km)です。
住所:根室市納沙布33番地
TEL・FAX (0153)28−2445
開館時間:9:00〜17:00
入館無料
休館日:11月〜4月の間は毎週水曜日、
12月29日〜1月3日まで ※5〜10月無休
休館日:11月〜4月の間は毎週水曜日、
12月29日〜1月3日まで ※5〜10月無休
●関連情報
●根室駅前おみやげ屋「光風」
根室市観光インフォメーションセンター内にあるお土産屋さん。
こちらでは「日本100名城 根室半島チャシ跡群」グッズが販売されています。
種類はマグネット、キーホルダー、絵馬の3種類好評発売中です!
●ねむろトコロジスト(市民自然ガイド)の会による現地ガイド
根室市民で構成する自然ガイド「ねむろトコロジストの会」では団体のお客様向けにヲンネモトチャシ跡とノツカマフ1号・2号の現地ガイドを行っております。
ご希望の場合は 根室市観光協会(0153)24-3104 までお気軽にご相談ください。
●タクシーによるチャシ跡見学
根室駅からタクシーでチャシ跡を見学する場合、観光タクシー「納沙布岬・北方領土コース」の内容を変更して立寄ることができます。
チャシ跡まで迷わず到着し、ゆっくり見学できます。是非ご利用ください!
小型車11,300円 ※2019年10月現在
中央ハイヤー (0153)24-2141
根室ハイヤー (0153)24-4151
ホクトタクシー (0153)23-5171